ニコマコス倫理学 1巻3章

注意

https://4eta.hatenablog.com/entry/2018/07/05/224715

3章「倫理学的講義を受講する際に心がけておくべきポイント」

 

 政治学が考察の対象とする「善」というのは多くの相違、ゆらぎがある。このようなゆらぎのある題材を扱う際には、真理を大雑把に、また輪郭だけを明らかにすることで満足すべきである。(細部を気にする必要はない。)つまり、数学みたいにきっちりしなくていいということ、扱う題材がそもそもwell-definedではないので。

 人は誰しも、自らが知っている事柄については判定を正しく下せる。従って、各々の事柄について教育を受けた人がその事柄について優れた判定者となる。逆に、若者は人生における様々な行為について未経験である、つまりその行為について正しく判定を下せないことから、政治学の聴講者(本書がアリストテレス講義ノートであることを考えると、聴講者=読者)に相応しくない。さらに、若者は経験が不足なだけでなく、感情に従いがちなので、やはりこの講義をきくのは無駄であり無益である。

 ただし、若者といっても、ロゴス(分別)に従い行為する人にとってはこの講義は有益なものとなるだろう。

 

 というわけで、3章は講義の聴講の仕方と聴講者について(つまり本の読み方と読者について)書かれている。アリストテレスもお互いにとって不毛そうなヤンキー相手には講義したくなかったんだということで、3章はここまで。

 3日坊主なので毎日書くのがとてもしんどいし、毎日動画投稿してるyoutuberヤバすぎではってなってる。じゃあね。